【代表理事あいさつ】

私どものホームページにお越しいただき、ありがとうございます。

 戦後、孤児の収容施設として設立された児童養護施設は、現代では入所者の半数以上が被虐待児で占められており、社会的養護の必要な子どもたちへの支援を行う大切な役割を担っています。本会は、東日本大震災から約半年経過した2011年8月、福島市の児童養護施設青葉学園に訪問した看護系大学の一教員が、被ばくによる影響に心を痛めつつ生活する様子を見聞きした事から始まりました。

 私どもは独自に児童養護施設の放射線量を測定し、低線量被曝下の子どもの健康被害の発生予防と早期発見・治療の必要性を認め、子どもの健康に寄与する様々な活動を展開しています。児童養護施設の子どもたちは、原発事故による被害についても保護者の代弁・保護が得られず、転居・移転などにも県の許可が必要です。避難を希望する子どもであっても自らの居住地を選ぶことができず、結果的に不利益な状況に陥る可能性があります。本会はこのような児童養護施設の子どもを対象とし、将来にわたる健康を保障することを目的としています。

 本会の活動基盤を固めるために、共同代表の澤田は大学を辞し、福島市内に居を移しました。またNPOとしての認可を受け、地域のNPOや専門職の方々と一体となって支援を展開しています。

 本会の活動を通じて、1人でも多くの皆様に低線量被曝下の子どもの現状について関心をお持ちいただければと願っております。